トリノのミシュラン星付きレストラン「Del Cambio」で初代イタリア首相が好んで食べた幻のご飯「Riso alla Cavour」を食す

トリノのミシュラン星付きレストラン

本日はトリノ在住者なら誰もが知っている1757年より続くトリノの老舗レストラン「Del Cambio（デルカンビオ）」をご紹介します。初代イタリア首相カミッロ•カヴールが通ったレストランとしても有名で、店内へ入ると創業時より変わらない美しいインテリアと気品漂う優雅な雰囲気とスタッフが迎えてくれます。

(http://www.finedininglovers.it/blog/indirizzi-interessanti/cambio-ristorante-torino-baronetto/)

メニューを選んだ後は美しい前菜（アパタイザー）が提供され、おいしいワインで話が弾み始めたところで、有名シェフによる上品で鮮やかな料理がシルバーのトレイで運ばれてきます。一階部分はレストラン、2階はバーとなっておりアペリティーボで利用するのがおすすめですがレストランはトリノのレストランの中でもしっかりドレスアップして行きたい場所の一つです。地元トリノでは記念日や接待など、特別な日に利用されることが多いようです。

メニューはモダンなピエモンテの郷土料理が中心で、おすすめは、初代イタリア首相カミッロ•カヴールが通い、好んで食べたと言われるRiso alla Cavour（リゾ　アラ　カヴール）。人気シェフのmatteo baronettoが伝統を残しつつ現代風にアレンジを加えた、是非食べてほしい一品です。Del Cambio(デルカンビオ)の同じ広場の向かいにあるカリニャーノ宮では19世紀の半ばに使用されたイタリア初の国会議事堂を見学することができます。

黒米を混ぜたピエモンテ米にバター、塩、トマトソース、半熟卵などを混ぜたシンプルかつオリジナルな一品。食べた感想はイタリアで言うのもなんだか変な感じですが、日本の卵かけごはんのような、温かさと美味しさが重なる絶妙なお味でした！