イタリアに行く前に読んでおきたい一冊「最後はなぜかうまくいくイタリア人」
ファッションから車まで独自のセンスで世界の一流品を生み出すイタリア。
嫌いなことはやらない。商談よりも食事が大事。空気は読んだことがない。
それでも、結果が出るのはなぜなのか?
これらの言葉ではじまる一冊
宮嶋勲さん著の『最後はなぜかうまくいくイタリア人』。
イタリア人との仕事のやりとりのみならず
人生を楽しく生きる彼らの考え方や暮らし方からは学ぶことが盛りだくさん。
旅行では見る事のなかった一面が、
良い事も悪い事もイタリアで仕事をしたり実際にイタリアに住むことになって初めてみえてくる…
この本はイタリア生活で感激したり戸惑ったりの日々の中
イタリアの企業で働く日本人の友人に薦められて読んだ一冊。
とっても読みやすく、面白い体験談と共にイタリア人の考え方や文化がわかりやすく紹介されていて
この著書のおかげで、いくつかスッキリしたこともあり
「イタリアに来た当初に読んでおきたかった。」そう思った一冊でした。
中でも印象にのこったのは筆者がイタリアと日本とを行き来する中で
「頭のスイッチを切り替えること」で各国で周囲と協調性をたもちつつ、パフォーマンスを上げるという内容。
その考え方や情報は全て経験に基づいていて
私もまだ1年弱とはいえ、かなりこの一冊に元気を頂きました。
筆者の宮嶋さんはイタリアと日本でワインと食について執筆活動を行っておられ
ワイン界を代表する本「ガンベロ ロッソ」の訳をされたりと、
1年の3分の1はイタリアで生活されているイタリアを知り尽くされたお方。
もし、本人にお会いする機会があれば是非感謝の気持ちをお伝えしたい限りです。
(2014年にはイタリア文化への貢献により“イタリアの星勲章”コンメンダトーレ章を
イタリア大統領より受章されているというから、とてもすごい方ですね)
ということで、
イタリアに住んでいる人、イタリア人と仕事をしている人、イタリアに留学している人のみならず、
イタリア好きな人には是非読んで頂きたい一冊です。
みなさまのイタリア生活が充実したものになりますように…♪
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