トリノのおすすめ観光スポット10選!
トリノのおすすめ観光スポット
トリノ在住の筆者がお薦めする、トリノの観光名所をご紹介します。
1)古代エジプト博物館
1824年に創設。エジプトのカイロ博物館に次に大規模なエジプト美術コレクションを貯蔵しています。ナポレオンのエジプト遠征・美術収集に同行していたベルナルディーノ・ドロヴェッティが、当時のサヴォイ王に送ったプライベートコレクション5,268点から始まりました。現在6,500点ほどを展示しており、26,000点が所蔵庫に保管されています。この博物館のミイラの保管を始め世界に誇るイタリアの美術品や建造物の保管技術も見所です。
★見所→(ミイラ、死者の書、メリット夫妻のお墓)
2)トリノ王宮 (世界遺産)
トリノ中心部、広大なカステッロ広場に面して建つ壮大な王宮。
1584年から設計・建設が始まり、1658年に完成。その後も増築、改修が行われ、 18世紀に現在の姿へ。
王宮には、ネオクラシック様式からバロック様式、ロココ様式まで、 時代を反映する建築様式を見ることができイタリア初代王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世をはじめとする サヴォイア王家の当主が代々暮らしていた居城で荘厳な建築、また内装、調度品の豪華さには、当時の繁栄と権力の様を感じさせられます。王宮の裏手には1697年にヴェルサイユ宮殿を造ったアンドレ・ル・ノートルが手掛けた完成した美しい庭園が広がっています。カステッロ広場にはトリノ王宮とマダマ宮殿が面しています。
3)マダマ宮殿(世界遺産)
トリノ王宮のある広場に面した王侯のお妃様のための宮殿。17世紀にサボイア公国ビットリオ=アメデオ1世の未亡人で後に摂政を務めたマリー=クリスティーヌの居城になりました。現在は中世ピエモンテ地方の美術工芸や家具調度品を展示する博物館になっており、絵の他にバロック期の家具が骨董品などのほか,皿や陶磁器,ガラス装飾品等が展示されています。1997年、「サボイア王家の王宮群」の名称で、世界遺産(文化遺産)に登録されました。
4)モーレ アントネリアーナ
モーレ・アントネリアーナはトリノの象徴的な建築物の一つ。中には国立映画博物館を有し、世界で一番高い博物館と言われています。
名称は建築家アレッサンドロ・アントネッリの名前から取られました。
コンソラータ大聖堂の現在の建物は19世紀初頭に建設されましたが、 コンソラータ大聖堂への崇拝は5世紀から始まったと言われています。12世紀には、盲目のジャン・ラヴェという人物が、この場所でキリストの幻を見たと同時に視力を取り戻しそれまで誰も見つけられなかったコンソラータ大聖堂のシンボルを発見した、 という言い伝えも残されています。
聖堂は豪華なバロック様式 中央のクーポラ(丸屋根)も、 金の装飾とフレスコ画で飾リ尽くされています。
またコンソラータ大聖堂のすぐそばににはトリノを代表するカフェ「ビチェリン」発祥のお店 アル ビチェリンがあるので
見学したあとにお茶をしてもいいですね♪
(画像:左 https://www.acheronbooks.com 右 http://rete.comuni-italiani.it/foto/contest/45250/view)
5)バレンティーノ公園
トリネーゼたちの憩いの場所にもなっているバレンティーノ公園。入園無料で、毎日開園しています。公園の散策には、明るい日中がお勧めです。春から秋まで、バレンティノ城前から水上バスが運行され、ポー川からトリノ市を見物することもできます。川沿いにはロマンチックなレストランもいくつかあり暖かい日はテラス席でゆっくりと食事ができるのも魅力的。
大きな公園をぐるっと一周するとヴァレンティーノ城も見る事ができます。
バレンティーノ公園に関する記事はこちら
→幻想的!水面に映る中世の村 バレンティーノ公園で見える景色たち
6)Santa Maria del Monte サンタマリア・デッラ・モンテ教会
トリノの中心街から徒歩でも行く事ができ無料で街が一望できる絶景のスポットです!
晴れた日は散歩にもいいし、冬なら綺麗に雪をかぶったモンブランがみえます。トリノタワー(モーレアントネリアーナ)からも眺めはいいですが、チェントロが綺麗に見えるのはこちらの方からがおすすめ!クリスマスの時期はブルーにライトアップされてとても教会には見えないほどの美しさです。
教会の他にも山岳博物館や、トリノの景色を一望しながら食事ができるレストランもおすすめです。
→トリノの夜景を一望できるレストラン Al monte dei cappuccini
7) ヴェナリア・レアーレ城 (世界遺産)
トリノ中心地からバスや車で約30分ほどの郊外にあるサヴォイア王家の狩猟場として1659 年に計画したヴェナリア・レアーレ宮殿。
宮殿内の最も美しい部屋「Galleria di Diana」は必見です。サヴォイア家の栄華を肌で感じることができるでしょう。また、城内で展示会も行っているので、訪れる際は展示会情報もチェックしてから行く事をおすすめします。
8)ユヴェントススタジアム
スタイリッシュな外見で約41,000人が収容できるユヴェントス・スタジアム (Juventus Stadium) はイタリアのトリノ郊外にあるスタジアム。セリエAに所属するユヴェントスFCのホームスタジアムでイタリア初のクラブ所有の独自スタジアムです。
ピッチから最も近い席で7.5m、最も遠い席で49mと、スタンドとの距離は非常に近くサッカーファンは是非一度訪れたい場所のひとつ。
9)スペルガ大聖堂
トリノの街を見守るように山の頂上にそびえ立つ教会 スペルガ大聖堂。1717年に建設開始され、1731年に完成。
スペルガの悲劇 …1949年5月4日 当時強豪チームであったACトリノ。その選手と監督の乗ったアリタリア機がスペルガ聖堂の外壁に墜落し大破。亡くなった31人の乗員乗客の中にはACトリノの選手18名と監督を含むスタッフ5名が含まれていました。現在は犠牲者を追悼する碑石が建てられています。
スペルガ大聖堂と、山頂から見える風景はこちらから
→スペルガ大聖堂
10)国立自動車博物館|Museo Nazionale dell’Automobile
フィアットを代表する自動車工業の拠点として知られるトリノ。イタリア唯一の本格的な自動車ミュージアムが、2011年に全面リニューアルオープンしました。チーノ・ズッキ設計による新見学ルート、フランソア・コンフィーノによるエレガントで画期的な展示ディスプレイで自動車のデザインや歴史を学べます。自動車ファンおすすめの博物館です。
(画像:http://www.museoauto.it/website/en/news/648-nuovo-look-per-il-mauto)
ニューヨークタイムズ紙2016年に訪れるべき場所31位にランクイン!
NYタイムズが発表した『2016年に訪れるべき場所 TOP51』の中で「トリノ」が31位にランクイン!エジプト博物館だけでなく数々の音楽、芸術イベントが開催される街であること、そしてスローフードの拠点がありトリノで開催される食の祭典サローネデルグストや足を伸ばすとワインの生産地として知られ美しい景観が世界遺産登録されたランゲ•ロエロ地域へも行くことができる場所であることが等紹介されています。
世界から観光地として注目を集め始めているトリノのおすすめ観光名所をご紹介しました。
安全でよいご旅行を…!
-
トリノのおすすめ観光情報
バローロ・ラグジュアリーワイナリー日帰りツアー
お一人様280ユーロから!詳しくはお問い合わせください。
※ご質問、お申し込みはこちら
日本語アテンドと回る
「ミラノデザインウィーク」
ミラノデザインウィークの入場手続きのお手伝い、通訳同行
アテンド料金:200ユーロ 〜
(10名以下のみ。団体様はご相談ください)
日本語アテンドと回る
「サローネ・デル・グスト」 フリー鑑賞 3時間
イタリアで活躍する食のプロが日本語ガイドでスムーズな鑑賞をお手伝いします。
※チケット料金が当日別途かかります。
A:午前の部10時〜13時
または
B:午後の部13時〜16時
アテンド料金:200ユーロ
(10名以下のみ。団体様はご相談ください)
5 thoughts on “トリノのおすすめ観光スポット10選!”