ふらっとトリノの夜散歩|貴族の歩いた優雅で美しすぎる散歩道を歩く…
美しいトリノの夜道
気持ちのいい夜、帰り道をふらっとお散歩です。
こちらはトリノの中心街にあるサンカルロ広場。
→トリノのおすすめの美しい広場はこちらから)
トリノの街並みは、どこかフランス、パリに似た雰囲気を感じさせます。
それもそのはず、現在のトリノの姿は、16世紀にサヴォイア家がフランスからトリノへ移ってきてから整えられたのだそう。
サヴォイア家は、ローマ建築が主流だったトリノに、豪華な装飾のバロック様式の建物を建設しました。
真正面から見るサンカルロ広場はライトアップされて上品さが増します。
トリノの中心街は、世界遺産に登録された王宮・マダマ宮殿を中心に碁盤の目のように広がっており
歩道も車道も多くが石造り。
ハイヒールでは歩きにくい道並みも、イタリア人女性は颯爽と歩いているから感心させられます。
夜になるとオレンジ色の伝統が街を照らし、
ふんわりと光を反射する石畳がとても幻想的な景色を作り出しています。
16世紀の姿をそのまま残す街、トリノ。
街中には女王様や貴族たちが雨にぬれないように作られたというアーケードが16キロに渡り続いていてヨーロッパでは最長なのだそう。おかげでトリノ観光中に雨でびしょ濡れになる心配もありません。
今でも貴族の名残りを感じる街を歩きながらなんだかタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。
夜のバル(カフェ)アンティークなネオンが素敵です。
トリノの象徴、モーレ•アントネリアーナ。ライトアップされるとこんな感じです。
トリノのショッピングストリートVIA ROMAへ
イタリアで見るショーウインドウには思わず目が釘付けに。
平日はこんなに穏やかで静かなトリノですが、週末になると人が溢れ、
夏には、たくさんの野外イベントが開催されます。
クラシックコンサートが開かれる夜には、街中に美しい音色が響きます。
夏の暑い日はあえて、幻想的なトリノの夜の街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか?
違うトリノの魅力へ出逢うことができますよ。
くれぐれも盗難にはご注意ください。また女性の一人歩きはお控えください。
→海外旅行で犯罪にあわないために!イタリア在住の私が気をつける事)
王の街トリノが4分でわかる動画はこちら