王様•貴族の街「トリノ」へ行くべき9つの理由
なぜ、トリノ?
イタリアで4番目に大きい都市、そして実はイタリア最初の首都であった「トリノ」。2016年のニューヨークタイムズにておすすめ旅行先31位にランクインし、注目度が上昇中のトリノ。世界から注目され始めた理由は一体何なのでしょう?本日はイタリア旅行の穴場、王様の街として栄えたトリノの魅力をご紹介します。
トリノってどんな場所?
トリノはイタリア北部にある大都市。イタリアでは4番目に大きい街で、昔はイタリアの首都だった場所。
トリノ王宮を中心に栄えた街並みは、今でも貴族たちの優雅な暮らしの名残りが感じられます。現在では主にフィアットなどの産業都市としても知られ、2006年に冬季オリンピック開催場所にもなりました。「グリッシーニ」や「ジャンドゥヤ」などの発祥の地としても有名です。
トリノへ行くべき9つの理由
1)貴族仕様の上品な街並みにうっとり
トリノの街中には合計11キロに渡ると言われる屋根付きの歩道がありイタリア統一した当時の王様が、散歩好きな女王様のために、雨が降っても散歩ができるように作ったと言われています。
女王様の散歩道が歩ける美しくて上品な街並み、や広場で目にするオープンカフェで過ごす優雅なひと時に、うっとりすることでしょう。
2)便利な交通手段!ミラノまで50分、隣にはスイスとフランスが
写真はミラノートリノ間を運行する特急列車frecciarossa(フレッチャロッサ)の車内です。安全で清潔、快適な車内で約50分と、あっという間に主要都市に移動ができるためトリノーミラノ間で毎朝通勤している人もたくさんいます。
トリノからローマまでは飛行機で約1時間。隣接するフランスやスイスまでは車で簡単に行くことができる便利なロケーションです。
3)おしゃれすぎる歴史的カフェ巡りができる
イタリアといえば、カフェ(コーヒー)大国。
トリノで生まれた「ビチェリン」はエスプレッソ・コーヒー、ホット・チョコレート、牛乳の3種から作られる18世紀からあるといわれる甘くてほろ苦いチョコレートコーヒー。カフェ文化の根付くトリノでは貴族たちも訪れた歴史的なカフェ巡りができるのも魅力的。エスプレッソはなんと一杯2ユーロで飲めてしまうバルも多くてお財布にも優しい。「カフェ」に対する常識が覆されるかも!?
4)美食の街「トリノ」
本場で味わう「トリュフ」は味も香りも格別、そしてお値段も現地価格なので嬉しい!写真は白トリュフの載ったピエモンテ郷土料理タヤリンパスタ。
5)美味しいワインの宝庫!
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6)イタリアを代表するチョコレートの街
ナッツとの上品な甘さが絶妙な「ジャンドゥヤ」は、ここトリノが発祥の地。
ジャンドゥヤ(ジャンドゥイオッティ)とは1852年にイタリア・トリノの菓子メーカー、カファレル社によって考案されたチョコレート菓子で「ジャンドゥイオッティ」とも呼ばれます。
これはナポレオン政権下での取締りによって不足したカカオを補うため地元で豊富に採れるヘーゼルナッツを混ぜたことから生まれたといわれています。
7)世界遺産を含む観光名所に並ばず入れる
世界遺産の「マダマ宮殿」やトリノの象徴「モーレ•アントネリアーナ」はトリノを訪れるなら必見です。
世界遺産である「トリノ王宮」と「マダマ宮殿」、トリノに残る「サヴォイヤ家の華麗な王宮群」へ平日なら待つ事なく入場できますのでゆっくり観光を楽しめます。
8)セレクトショップ天国
イタリアでファッションと言えばミラノを連想される方が多いと思いますがこちらトリノでもバラエティに富んだお買い物が楽します、中心部にお店が集中している為、効率よく快適にお買い物が楽しめます。
また小さい路面店が多く残り、ミラノでは見つからないようなデザインに出会えたりと、質の良いセレクトショップ廻りができます。
特にセール中は観光客で溢れるミラノで売り切れでも、トリノでは在庫がある!ということも。
9)ため息の出る程美しい、クリスマスのイルミネーション
毎年クリスマスシーズンになるとトリノの街が一斉にライトアップされ神秘的な雰囲気に包まれます。
トリノには他にもエジプト博物館やユベントス、トリノFCのスタジアムなど魅力的な場所がたくさんあります。
イタリア旅行をご検討の方は、是非トリノもプランの中に入れてみてはいかがでしょうか?