サヴォイヤ家の華麗なる王宮群!世界遺産「トリノ王宮」

サヴォイヤ家の華麗なる王宮群!世界遺産「トリノ王宮」

トリノ王宮

トリノを代表する観光名所、世界遺産登録されたサヴォイヤ家の王宮群の一つ「トリノ王宮」をトリノ在住の筆者の目線からご紹介します。

 

概要


イタリア統一運動の際、主力となったサヴォイア家は、統一後のイタリアの首都をトリノに定め、トリノ王宮と庭園以外に、周辺に様々な建築を残しました。トリノ王宮は16世紀から17世紀に建てられたトリノ市内中心部カステッロ広場に面した左右対称の美しい建築物です。現在は美術館1584年から1596年にトリノ都市計画を行ったアスカニオ・ヴィトッツィ(Ascanio Vitozzi)が設計及び建築を開始し、その後1658年にカルロ・モレッロ(Caro Morello)の設計により完成しましたがその後も改装や改築がなされ、約200年かけ18世紀に現在の形に完成しました。

王宮の裏手(北側)に広がる庭園はアンドレ・ル・ノートル(André Le Notre)が1697年に手がけました。王宮内の各室には歴代君主が収集した絵画・中国陶磁器などで飾られ、サヴォイア家の芸術への関心の高さを物語っています。

 

トリノ王宮の見所


武器庫:装飾品や美術品や家具、シャンデリアで飾られた王宮内は豪華絢爛、特に武器庫では武器や鎧、馬の剥製などが贅沢なほど展示されています。他にも日本の武士の鎧や刀なども展示されています。

王宮カフェ:王宮内のキッチンとして使用されていた場所が現在カフェとして利用できます。

 王宮カフェの記事はこちらから

庭園:庭園はしばらく閉鎖されていましたが近年開放されています。

palazzo reale_武器庫

 

サヴォイヤ家の王宮群


トリノ王宮の他に、サヴォイヤ家の王宮群として知られているのは以下のものがあげられます。多くの建物は当時の最新技術を駆使したもので、現在でもその威容を誇リます。

 

・トリノ王宮(Palazzo Reale)及びその庭園
・マダマ宮殿(Palazzo Madama)
・カリニャーノ宮殿(Palazzo Carignano)
・ヴァレンティーノ城(Castello del Valentino)
・リヴォリ城(Castello di Rivoli)
・モンカリエーリ城(Castello di Moncalieri)
・カッチャ宮殿及びストゥピニージ宮殿(Palazzina di Caccia di Stupinigi)

 

開館時間・アクセス


開館:
火〜土曜 8:30〜19:30 (最終入場18:00)
日・祝日 8:30〜19:30 (最終入場18:00)
閉館:月曜

場所は市内カステッロ広場
参考サイト:http://visitaly.jp/unesco/residenze-sabaude

※トリノ・ピエモンテパスの対象施設です
詳しくはこちら

 

写真で巡るトリノ王宮


 

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最後に


意外と広くて驚いたので、歩きやすい靴と体力に余裕を持って訪れた方が良いでしょう。チケットは予約だけでなく直接行って購入することもでき、館内は自由に見て回ることができますが平日が人が少なくてお勧めです。月に一度無料入館日等もあるようなので(並ぶ可能性有り)こまめにチェックしておくとお得。王宮カフェではトリノの名物カフェ「ビチェリン」、ジャンドゥヤも1粒から販売しているので時間がない方はこちらでまとめて頼んでしまってもいいかもしれませんね♪

 

 

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